X

死にそうになりながらようやく宿へ

前回の話はこちらから

 

バスターミナルからバガン市街に向かうバスに客引きに捕まりました

K「いや、女の子待ってるんだけど」
客引き「こっちにいるぜ!かもんかもん!」
と言うのでくらーいところ着いて行くとそこには馬車。
荷台は空っぽ。
いねえじゃねえか!!!くそバカ野郎!!
と怒鳴りたいところが腹痛で体力もなかったので乗り込むことに・・・
ちなみに代金は$20(アメリカドル)・・・・たっけえよ!バカ!!!
馬車使いの彼は名前は忘れたけれど20歳。7人家族で父母兄1人妹が2人。
兄も馬車使いで妹は1人が嫁に行ってもう1人は看護学校に通っているらしい。
理由はわからないけど父は40代なのに働いておらず、兄と彼の二人・馬車使いとして働いて生計を立てているらしい。
なんだか涙ぐましいなあ・・・
ちなみに馬車料金の$20の内訳が$10が馬のオーナー、$7が馬のエサ代、$3が自分の取り分になるらしい。
いや、、、、$3!?
不満ないのかよ!!と思って少し同情したけれど、さっき嘘つかれたばかりなのを思い出して危うく信じるところでした。
しかしよくよく考えると1日の固定費が$17でそれ以降は全て自分の取り分になるとしたらもし5組客を取ることができれば日に$83の粗利だよなあ。
となかなか稼げることもあることに気づいた。
というか1日1人客を取れれば損はしないし割と気楽な仕事な気がしてきた。。
その後少し話しているとしきりにサンライズツアーはどうだ?ホテル往復案内付きで$40だ!などと言ってくる。
いや、、高すぎんだろ!!!ぼけええ!
疲れてるからもうホテルで今日は寝たいと言ってもしつこく何回も聞いてくる。
ので途中から無視した。
馬車はパカラパカラというよりもパッカパッカみたいなリズムで小気味よく進んであまり揺れもないけれどとにかく遅かった。。
2-30分くらいだろうか無視しながらの行程はものすごく長く感じたけれど進んでいくとバガンの入域量を払う検問所に到着した。
ネットでは$20と書かれていたけれど$25に値上がりしていた。たまに東南アジアであるこの米ドル決済は本当に面倒だからやめてほしい。
運転手にまた営業かけられるのは避けたいので大量のアメリカドルを持っていることを見られないように支払いバガンに入域しました。
またパッカパッカと馬車が進んでいき予約したロイヤルバガンホテルに到着した。

到着すると沢山の人(主に同じバスだった人)がロビーで何やら揉めていた。
首をつっこむ体力もなく、とにかくトイレにいつでもいくことができる状況に安心したので受付で寝てたジャイアンみたいなやつにAgodaの予約のバウチャーとパスポートを預けるも、全然パスポート帰ってこない
心配になってパスポート返してもらえないか & いつチェックインできるか尋ねたら待っててとのこと・・・
うわああああああああ疲れたよおおおお寝たいよおおおおお腹痛いよおおお
と思いながらもとりあえず暇だからホテルのWi-Fiにつないでネットをする・・・
でも飽きたよおおおお目が疲れたよおおおおお蚊もいるよおおおおおおおおお
と我慢できなくなったのでレンタルバイクを借りてフラフラすることにしました。
つづきます