すげえ・・・タ・プロームってすげえ!
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前回、熱中症になって殺意が芽生えた話はこちらから
お昼ご飯を食べながら休み、アホほど水を飲み早くどっかに観光を続けたがるRちゃんをなんとか抑えながらすっきりするまでなんとか粘ることでかなり回復できました。
ということでいざ、トゥーム・レイダーの撮影場所で有名なタ・プロームへ向かいます。
タ・プローム・・・
カンボジアにある、アンコール遺跡群と呼ばれる多くの寺院や宮殿などの遺跡群の内のひとつで、12世紀末に仏教寺院として建立され、後にヒンドゥー教寺院に改修されたと考えられている遺跡(wikipedia)
というわけで仏教寺院からヒンドゥー教寺院にへの改修が見所と思われますが、一番の見どころはガジュマルの木に侵食されている遺跡であるというところです。
うーん。なんかエロい響きですね。
というわけで着きました。
ボコボコしている木が生えていますね。
これがガジュマル・・・?
と思いきや
こっちが本物のガジュマルの木でした。
見てわかるように木が遺跡の塀を跨ぐようにして生えています。まるで移動中かのようですね。
振り返りながら写真を見ても躍動感と生きていることがビシビシと伝わってきます。
また門が曲がっていて今にも崩れそうなのが雰囲気を出していていいですね〜
めっちゃテンションが上がってきました。
こんな風にもう木の根が石と石の間に入り込み崩壊させているのもちらほらと見ることができます
まるでインディ・ジョーンズの世界!!!!!
もちろん木にあまり侵食されていない遺跡部分もあります。
この形はヒンドゥー教方式ですね。現代はこの上の部分のところにたくさん神様の人形が飾られているのをシンガポールなどの寺院で見ることもできます。
⬆︎こちらにその写真置いてます
ここまで侵食しているともう森の逆襲なんじゃないかと思わされます。
12世紀の頃はここは人間たちの都市であり自然たちはやられ放題でしたが、今や当時の王朝はなくなり「兵どもが夢の跡」状態。
穴ぼこだらけの奇妙な石(石灰岩?)もごろごろ転がっていてただの石ですが一つ一つが怨念みたいに見えてきてしまう不気味さがこの遺跡には漂っていました。
ここはもうすでに崩落していて木が圧勝しています。まるでCGのようですね。
木の根はこんな風にぼこぼこしていて動脈瘤みたいです。
夢に出てきそう・・・
そんなタ・プロームを跡にしていざ帰ります。
最後に牛さんを見ながらアンコール遺跡群に別れを告げます。
さあ、ホテルで休憩して最後の夜を過ごしたら旅もとうとうクライマックスです。
クアラルンプールに向かいます!