旅行中に受ける東洋人差別とその理由を考えてみる
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何故、東洋人が差別にあうのでしょうか。3つ考えてみました。
教育的な面
以前、こんな研究結果が出たことがバズられているのを見ました。
カナダ、ブロック大学の研究者チームが、「人のIQの低さと他に対して偏見を持ったり人種差別的傾向を持ったりすることとは関連がある」とする内容の調査報告を行った。
一度思ったこと・習ったこと・学んだことに対して全て鵜呑みもしくは理解をできず拒絶をIQが低いものほどしてしまうのではないでしょうか。
幼児期の教育でIQが決まるという説があります。つまり幼児期に教育を受けられないとIQは高くなる可能性が低く、他のレイシストやメディアの影響などを受け、その中で
東洋人=被差別対象
の式がすりこまれることによって差別をするようになるのではないでしょうか。
歴史的な面
東洋人(特に日本人)は歴史的にも印象がよくありません。特に第二次世界大戦・太平洋戦争の印象の悪い印象が強いことに起因するのではないでしょうか。
戦争で東洋人に対して悪い印象を抱いた過去の人々がそれを恨み後世に伝えることでレイシズムは広まり、実害を被っていない人々も悪印象を抱き
仕返し=先祖の恨みを晴らす
これが良いことだ!と思うことで差別に至るのではないでしょうか。
ですが、白人も長い植民地支配によって当然多くの恨みを買ってきたと思います。しかし、彼らはその長い間の支配によって完全にヒエラルキーが上であることを分からせています。
これはもう無意識レベルな問題でしょう。
あとは体格の違いもありますね。大柄な白人に比べ小柄な東洋人はいざというときに暴力でねじ伏せることのできる可能性が高い。つまり差別をしても反撃にあう危険性が低いということで東洋人を狙って差別をするのでしょう。
文化的な面
最後に文化的な面です。これは現代の東洋人の行動と現地の人の軋轢から起こっているからだと思います。
東洋人観光客は日中韓全般に言えることですが、観光マナーが悪いです。
え?日本人の観光マナーが悪い?いやいや今もまだ先進国とは言えるレベルではありませんが昔はもっとひどかったそうです。
『ツアーバスで大声で話しながらハイブランドの店にズカズカと入り、ものを買いあさりあちこちで写真を撮る。世界各地の女を買い漁る売春ツアー』
↑これを読んで ああ、中国の爆買いのことか!と思うかもしれませんがバブル期の日本はこれと全く同じことが行われていました。
日本も中国も変わらないんですね。
そんなことから印象が悪く、観光地では言われずとも現地人が暮らすエリアでは差別を受けたりします。
東洋人は差別のターゲットにされる!
これは実際に差別されたからこそ気づいたことです。
東洋人差別なんて世界中からなくしてやる!
という気持ちは大賛成ですが近い将来では不可能に近いと思います。正直、東洋人以外を滅ぼすくらいしか僕には思いつきません・・・
できることからやってみようと思い、僕は差別をしないよう注意するようになりました。僕にはそれくらいしかできなさそうだからです。
人間は自分の意思に反して差別をしてしまう生き物だと思います。それをいかに抑えるかによって未来のレイシストを減らす手助けになればいいなと思っています。
差別されることは辛いですしムカつきます。こちらも差別を仕返したくなりますし、もうこんな国2度と来ない!と思いますが、ここで仕返しを始めてしまうと終わらないやり返しが始まってしまいます。
しかしいきなり差別はダメ!と言われてもやりように困ると思うので、「ああ、差別をするなんてこの人はなんてかわいそうな人なんだ」と思うことから始めた方が良いと思います。
人種差別にあった時、こんな記事があったなあと思い返してもらえれば幸いです。