前回の話はこちらから
ローマパスを手にした僕らにはもう怖いものはありません。
なんせ電車もバスも何もかもタダなのだから（3日間限定）
というわけでテルミニ駅から２駅、コロッセオ駅へ着きました。
駅を降りてすぐ目に入るのはコロッセオの圧倒的存在感！！！
まさかの工事中でした！！
2016年の春ぐらいまでは工事しているみたいです。
そもそもコロッセオとは・・・？
コロッセオはAD80年に市民の娯楽目的で完成した円形闘技場のこと。古代ローマ帝政期の象徴とも呼べる建物です。コロッセオというと腕っぷしの強いものを決める天下一武闘会みたいなものや猛獣と戦って強さを見せつけるパフォーマンスのようなイメージが強いですが、当時はユダヤ教全盛の時代のため異教徒であるキリスト教徒を猛獣に殺させる殺戮ショーや奴隷同士の殺し合いでどっちの領主が強い奴隷をもっているかを誇示する目的でも使われたようです。
ほのぼの系で言うと水中ショーも行われていたようですね。
こんな血なまぐさいコロッセオは世界遺産に登録されています。
というわけで中に入ってみます。
ローマパスをもっているのでローマパス入場レーンに進みます。右側を見ると一般チケット販売の列は超超長蛇の列です。（情報によると大体待ち時間は1時間くらいらしい）
中に入ると観光客であふれていました。
ここは観客席への通路です。あちこち壁は凹っとへこんでいます。
幅の大きすぎる階段を昇るとスタジアム内が！！！とはいかず昇ってなおまた歩きます。
しばらく歩くとついに！！
ここは２階席のようですね。
ダヴィンチコードでは一番下の闘技場フロアを走ったりしていましたが一般開放はされていないみたいです。
アリーナ！！！！
って叫びたい気分。昔の闘技場の司会者もマイクパフォーマンスとかしてたのかな
上から猛獣と鉢合わせた奴隷をドキドキしながら見ていたんでしょうか。
O君は見てみて！！あの子かわいい！としか言ってこないので無視して写真を撮り続けます。
ぐるっと回って１つ下のフロアに降りると十字架を見つけました。
迫害されたキリスト教徒追悼の十字架なのでしょうか・・・
一階のS席みたいなところに来ました。臨場感はすごいですが見えないところも多そうですね。
イタリアの観光の目玉ともいえるコロッセオだけどあちこちボロいし石しかないしであまりすげーってなるところはありませんでした。
コロッセオはなんと入場料€12も取られます！！
しかしローマパス（３日版）では２つまで無料で入ることができるのでお金を払うのは免れましたが、これに€１２払うかと言われれば首をかしげると思います。
そんなコロッセオは意外とがっかり世界遺産でした。
次は腹ごしらえだ！！