バックパッカーに必要なこと
|こんばんは。Kです。
コーヒーブレイクとして僕が旅に出る前に思い描いていたバックパッカー像7つと実際に彼らを見て感じたバックパッカーに必要なこと3つを書いていきます。
バックパッカー像その①:帽子が似合わなければならない
バックパッカーのこの帽子率の高さはヤバい
インディジョーンズへの憧れなのかわからないけれどみんなこれを被っている。しかもみんな様になっている。
僕もアウトドアショップで試着してみた・・・
農家の放蕩息子にしか見えない
バックパッカー像その②:アウトローでなければならない
バックパッカーをする人は大なり小なり皆覚悟をもち自分の人生を掛けて旅をしている。
スナフキンのように。
殴り合いのケンカ?したことありません
バックパッカー像その③:髭がありホリの深いイケメンでなければいけない
バックパッカーといえばヒゲ。そして圧倒的イケメン率。日本に帰っても引く手数多のモテ率を誇っている。
イメージの中のバックパッカー「仕事?ああ、辞めたけど帰ったらしばらくはモデルでもやって生活費稼ぐわ」
はあ?ヒゲ伸ばそうとして1か月放置したけど2センチにも届かなかったんだけど?顔はオードリー若林なんだけどどうしたらいい?
バックパッカー像その④:筋肉が無ければいけない
暑い国やビーチでは脱ぐ機会も多く、魅せれる筋肉がなければいけない。自衛のためにも。
体脂肪率20%ですけどなにか・・・?
バックパッカー像その⑤:社交的でなければいけない
知り合いのいない異国の地に足を踏み入れるには圧倒的なコミュ力が必要だ。日本を代表するレベルの力を持って各国を渡り歩くのである。
コミュ力
ああ、まぶしくて僕にはこの文字が見えない。
バックパッカー像その⑥:汚い環境に耐えられなければいけない
イメージの中のバックパッカー「あ〜一ヶ月ぶりの風呂はやっぱりいいなあ」
信じられない。風呂は1日2回くらい入りたい・・・
バックパッカー像その⑦:ポジティブじゃなければならない
イメージの中のバックパッカー「今が一番悪いならもう良くなることしか起こらないんでしょ?最高じゃん!」
思考が違いすぎてもう同じ人間とは思えません・・・
大学時代、周りにいた「休学して世界一周してくるわ」や「今、アフリカにいます」とか言ってくるやつらは総じて上の7つに当てはまる感じだった。
それだけで人間として大きな違いを感じたし、卑屈だった僕は自分も行ってみたいとは思うけど彼らには敵わないな。自分には無理なんだろうなと思って自信を失ったりしていました。
しかし
そんな〜時代も〜あ〜ったねと〜 by 中島みゆき
そんなことを胸に秘めながらも実際に行ってみて必要だと思ったのはたった3つでした。
必要なこと①:行動力
遥か遠くに感じるものでも一歩踏み出さなければ近づくことはできません。まずは行くために行動してみましょう!
その行動が何なのかは人それぞれです。
それは航空券を探すことなのかもしれません。
旅費を貯めることなのかもしれません
まずは行くための一歩を踏み出すことで全てがはじまります。
必要なこと②:危機管理能力
バックパッカーではなくても海外旅行者全員に必要なことです。日本はとても安全な国です。犯罪に出くわすこともそうそう無いと思います。そんな平和ボケした日本人。それに便乗して警戒を緩めようとしてくる海外にいるという高揚感。
犯罪者からしたら恰好のカモですよ。
隙を見せず、危険なところには近づかない。たったそれだけで犯罪に巻き込まれる可能性はグッと減ります。
その国では誰も助けてくれないかもしれませんよ。
必要なこと③:怠惰な心
バックパッカーとして何をするために旅をするんですか?
・世界一周
・武者修行
・世界を見たい
・日本から出たい
・ドラッグやりたい
いろいろ目的はあると思います。人それぞれです。
しかし
基本的に怠惰です。
よく言うと遊び心を持ってる人が多いです。
メディア、SNSやホームページで発信して目に入ってくる人たちはバックパッカーの中のほんの一部の話題性のあるハイパーポジティブ集団ばかりです。※僕は怠惰な卑屈野郎です。このページもなんとなくやっています
実際に現地に行ってバックパッカーたちに話を聞いてみると人生が嫌になった元サラリーマンやニート、今しか行けないから!と自分に言い聞かせ勉学をサボる学生が多い気がします。僕はそのうちの学生の一人でした。そのうち元サラリーマンにジョブチェンジを果たすかもしれません。
自分のペースで何もかも決められる自由な旅だからこそ日本的価値観の怠惰な心を持っていれば楽しめると思います。
まとめ
僕が行く前に思い描いていた海外を飛び回るバックパッカー像は実際のそれとは思いのほかかけ離れていて、敷居がとても高く見えるけれど行動力、危機管理能力それと怠惰な心さえあればなんとかなるということに気づくことができました。
これを読んでくれた方がバックパッカーとしてではなくても海外に行くということは今もっているイメージよりも遥かに敷居が低いんだと思って興味を持っていただけたら幸いです。
旅に出よう!