ジャカルタへ移動…しかし

前回の話はこちらから

 

トランスジョグジャを乗り継ぎ、アジスチプト空港に向かいました。

AirAsiaの国内線でジョグジャカルタからジャカルタへ移動します。X線検査をくぐり余裕を持ってチェックインしました。

到着ゲートは何もありませんでしたが、出発ゲート側は空港内にメロンパンを売ってるカフェやレストランなどこじんまりとしていましたがそれなりにエンターテイメントがありました。

ゆーっくり流れる時間の中、キャパオーバーしそうなくらい人が増えてきました。どうやら他の便の人も結構いるみたい。

しかしインドネシア語でアナウンスが流れたと思ったら

周りの人が一斉に移動をしたりため息をついたり何やらネガティブなムードが流れ始めました。

 

どうしたんだろう…?と思っていると英語で

「すべての便が遅れています。詳しくはフライトボードを確認してください」の一言が英語で流れた。

 

おいおいおい…雑かっ!と思いながらも特にやることないからいいかと思っていたら

??「おお!Kじゃないか!!」

の声

K「??」

振り返るとそうそこにはうるさい自己中ラテン人ペルー領事のオズワルドである。

オズワルド「K!まさかこんなにすぐ会えるとはな!!どこ行くんだ?ジャカルタか?何?同じ便だと!?隣の席になれないかな」

K「なんだ誰かと思ったよ。まさか会うとはなあ〜僕は追加でねれる席にしてるから隣の席は難しいと思うよ〜」

オズワルド「なんだと〜寝れる席なんてリッチだな!でもなK、AirAsiaでは横の席が空いてたら普通の席でもねれるんだぞ!次から普通の席の方がお得だぞ!」

K「…」

うーむ…よりにもよってジョージではなくオズワルドの方だったか。しかもジャカルタまで一緒じゃジャカルタ市街に出るまで大変じゃないか。こいつとずーっと一緒かもしれないんだろ…それは勘弁してほしい。

僕はもう疲れてんだ…

K「ちょっと飛行機遅れてるし眠いからちょっと目を閉じてるよ〜」

〜〜〜数分後〜〜〜

オズワルド「おいK、なんかおれらの飛行機が先に飛び立つらしいから乗れるってよ!君の席の横空いてるかな」

K「教えてくれてありがとう。無理しなくて良いよまたジャカルタの空港で会おう」

飛行機に乗り込み隣の席は空いてたけれどオズワルドは来れなかったようで一安心。国内線で少し休息を取ってジャカルタに到着しました。

 

荷物を受け取るターンテーブルでオズワルドにみつかってしまいました。

何やらオズワルドはタクシーをチャーターしているらしい。観光地でトイレのお金は払わない癖にタクシーにはお金を払うらしい。

タクシー乗り場まで行き、オズワルドに別れを告げました。

国内線とはいえ、ジャカルタの空港はジョグジャに比べるとやはり大きく整備されていました。

1人になった寂しさとうるさいのがいなくなった安心感で変な気分になりますが、ジャカルタの超良心的メータータクシーであるブルーバードタクシーを見つけ乗り込みます。

待ちは3番目くらいだったので、順番待ちして立っている係の人に行き先を告げると荷物を運んでくれたり担当の運転手に場所を伝えてくれます。

ブルーバードタクシーはきっちりメーター料金+空港で拾った時の手数料で明瞭会計なので安心です。

平日18時すぎという帰宅ラッシュの時間もあってか空港から出るも空港から乗る高速道路は大渋滞で、空港周辺から出るだけで1時間くらいかかりました…

タクシーが軌道に乗り始めるころには旅・オズワルド・1日の3重の疲れでへとへとで眠気と戦いながらホテルに向かっていきます。

つづきます!





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