【解説】中米の移民キャラバン問題

こんにちは。Kです。

今回はホットな話題。「移民キャラバン」について思ったことを書いていこうと思います。

What is “移民キャラバン”?

移民キャラバンは英語で”Migrant caravan”と言われています。そのまんまですね。

そして彼らは

中米でも特に治安の悪いと言われるグアテマラ・ホンジュラス・ニカラグアなどの国から生活の安全と雇用機会を得ようとアメリカ等に亡命しようとしている移民の集団と言われています。

諸説ありますが現在その人数は5~7000人ほどに膨れ上がっており、もうすでにメキシコ国内に入ったので目的地と言われているアメリカまではあと一歩というところに迫っています。

 What is the Problem?

ヘイトスピーチ禁止法案や入管法改正等、日本でも”移民”について議論が活発になってきています。

そもそも何が問題なのでしょうか。

まずはじめにこちらの動画。

これは移民キャラバンがメキシコの国境を無理矢理超えようとした時にメキシコの軍や警察と衝突した映像です。

もうはっきり言って意味不明です。

こんなヤバそうな無法者集団が明日から急にお隣さんになるかもしれないと考えただけで恐しいですね。

だって…普通に割と大きい石投げてるし…殺人未遂でしょもうこれ。

言い分@移民キャラバン

法を犯しまくっている彼らですが、全員が上の動画のような無法者というわけではありません。

では彼らはなぜそこまでしてアメリカに行きたいのでしょうか。

それは彼らの住んでいる国が危険すぎる&まともな職が無いからです。

中米は世界でも群を抜くほど治安の悪い国が多くあります。

特にドラッグ絡みの殺人が多く、マフィアが政治も経済も握っている現状があります。

そんな国で食べていくためにはマフィアの手先になって生きていくか、犯罪に巻き込まれないように怯えながら暮らしたりと基本的人権が保障されない中で暮らしていくことが強いられています。

そんな生まれ育った自国内がどこの街もそうであれば、チャンスの国・世界一の国であるアメリカに一縷の希望を見出し人生をかけて行こうとするのはわからなくも無い気がします。

これは彼らがメキシコの首都メキシコシティーに到着し、テントで暮らしている様子です。

先ほどの動画のように皆が暴徒というわけではなく普通そうな人やおとなしそうな人もいるように思えます。

 

言い分@アメリカ

それでは移民キャラバンが目的地としているアメリカ側の言い分はどうでしょう。

まだ英語のしか挙がってませんでしたが、トランプ大統領は移民キャラバンの彼らを”侵略者”と呼んでいます。

その気持ちはとてもよくわかります。なぜなら、

  1. 彼らは不法に国に侵入しようとしておりアメリカ国民の血税を頼りに飯を食わせてもらおうとしている
  2. 国境で軍や警察に対し投石など自分たちの思い通りにならなければ容易に暴力を行使するモラルに欠けた集団
  3. 自国でも雇用機会に恵まれていなかったとなれば経験豊富な高度人材などは限られている(アメリカ国民の単純労働者の職を奪う)

EUの今の惨状を見るからに無条件で移民を受け入れることのリスクは計り知れませんね。

 

自分の意見

例えばこの移民キャラバンが日本に向かっているとしたらどうでしょう。

幸か不幸か日本は島国なので難しいですが、例えば中国、韓国、北朝鮮などの隣国から移民キャラバンではなく移民船団が日本に向かっているとしたら…

暴力から逃れるために暴力を振らない人に寄生しようとするのははっきり言ってご都合主義にも程があると思います。

ただでさえ高い税金を払っている今、見ず知らずの外国の人を養うことができるほど僕に余裕はありませんし国に余裕もあるとは思えません。移民キャラバンは可哀想ですが…あの暴力や態度を見てしまうと自分のQOLを下げたり自分が我慢をしてまであまり助けたく無いです。

これは人権というとても難しいデリケートな問題で、各々の立ち位置によって意見は変わると思います。

ご自身の意見など投稿してもらえれば参考にさせてもらおうと思います。





Add a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です