土!象!遺跡!栄枯盛衰のアユタヤ旅行

まだまだ初海外旅行記は続きます。

前回のはこちらから

 

前回、タクシーの運ちゃんがアユタヤの方向の聞き込みを開始して早3軒目。

 

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こんな感じのマッサーヅの看板があるお店のおばちゃんに運ちゃんが聞き始めた。

 

少しするとこちらに向かって車から出てこいと手招いてきた。

 

なんだなんだと思いながらも出て行きおばちゃんが英語で通訳してくれるのかと思い

 

K「Hi」

おばちゃん「どこ行きたいの?」←めっちゃ流暢な日本語

K「アユタヤにイッテ、ワットプラシーサンペットってところとエレファントキャンプにイキタイ」

おばちゃん「ぺらぺらぺら」←タイ語で通訳

運ちゃん「ぺらぺらぺら」

流暢な日本語にビックリしすぎてこっちが片言になった。なんとこのおばちゃんは昔、築地でセリの手伝いをする出稼ぎをしていた壮絶なおばちゃんだ。

 

おばちゃん「あんた、ホテル取ってないの?運ちゃんはあんたホテルで降ろして次の日迎えに来るって言ってるんだけど」

K「・・・?」

なん・・・だと・・・?

 

K「違うよ。今日1日周ってバンコクまで帰るんだよ!それで1500バーツ!」

おばちゃん「おk ぺらぺらぺら」

運ちゃん「あっはっはっはっはっはっは OKOK。カモン」

おばちゃん「ところで、あんたマッサージはどう?スペシャルもあるわよ〜」

K「本当にありがとう。でもそれはノーサンキューだ!じゃあね!」

タイに来て僕はメキメキとそのスルースキルを成長させていた。

どんなに恩がある相手でも金を払って浅香光代似のおばちゃんのスペシャルマッサーヅなんて真っ平御免だ。そんなことするくらいならチャオプラヤー川の汚い水を飲んだほうがマシだ。

 

そんなことを思いながら、マッサーヅ屋を後にする。

どうやらこの運ちゃんは英語か日本語をしゃべれる人を探し回っていたみたいだった。

この一件で運ちゃんは大笑いしてから急にに気さくで人懐っこくなった。

 

指さし会話帳を見せたら夢中で食い入るように見ていた。

 

だがな、運ちゃん。

 

今は運転中だ。運転しながら本を読むんじゃねえ。君が今持つべきなのはその本じゃない。ハンドルだ

 

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しばらくするとお寺が見えてきた。ワットプラシーサンペットに行きたいと行ったけれどここが何て寺なのかわからなかった。

 

運ちゃんもきっとわかっていなかったと思う。

あとで地球の歩き方で見比べてみたらウィハーン・プラ・モンコン・ボピットという寺だった。

 

運ちゃんは随分気さくなやつでタイのお祈りでは一般的な花と金箔を僕の分も買ってきてくれてお金を渡そうとしても決して受け取らなかった。そのうえ、お祈りの仕方も教えてくれた。

 

なんていいやつなんだ

 

そのやさしさに涙が出そうになった。

 

そうこうしながら次はエレファントキャンプで象に乗りに行った。

 

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動物園の人気者。象。

 

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土色の土地に象。そのうえにはヤシのき。

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象に乗って遺跡ツアー。パラレルワールド写真。

 

象の乗りごごちだけど、揺れと振動がすごい。そしてなにより象の産毛がカッチカチで尖っててチクチクする。

アラジンみたいに象に乗ってずっっと移動するのは無理そうだ。

象の揺れはこんな感じ。景色は感動しました。

 

その後戻ってアユタヤ王朝の栄枯盛衰を表している ワット・マハータートへ

 

 

アユタヤ王朝は昔シャム王国の王朝があったところです。国の中枢として栄華を極めたこの王朝はビルマの侵攻によって徹底的に壊され尽くしてしまいました。

 

僕の好きな言葉は方丈記に書かれている例のアレです。

「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし・・・」

 

盛者必衰。栄枯盛衰。兵どもが夢のあと。祇園精舎の鐘の声。驕れるものは久しからず。

 

世の中は儚く移ろいやすいものだという表現。当たり前なことかもしれないけれど昔の人はいいことを言ったもんだなあと共感できる好きな言葉。

 

その繁栄の境地にあったアユタヤ王朝が今や廃墟というのを目の当たりにしてとても奇妙な気分に浸ることができた。

ここは個人的にかなりオススメ。

 

遺跡で不思議な気分に浸ることができたので運ちゃんにバンコクに帰ることを告げる。

 

帰り道も運ちゃんと話しをした。今更ながら

運ちゃんのプロフィール

・28歳

・既婚

・息子がいる

・中国でもタクシー運転手やっていた

・タイのオカマがきらい

・夢は家族で日本に旅行しに行くこと

 

 

運ちゃんはとってもいいやつだったけれどいいやつすぎてコミュニケーションをとりたいがために高速道路で100キロ以上で走行中にもかかわらず指さし会話帳を読み続けるようなやつだった。

 

そして楽しかった日帰り旅行もついに終わりの時が。

ホテルに着き運ちゃんに当初の約束通り1500バーツと高速代。さらに楽しめたのでチップとしてガソリン代くらいあげようと思い2000バーツ渡そうとするも彼は決して受け取らなかった。

その上1000バーツだけ受け取って残りを返そうとしてきた。

 

泣いた

 

じゃあ、1300バーツだけ受け取ってよ。と1300バーツ渡す。

 

そのお礼にこれあげるよと

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お守りをくれた。

綺麗なものでも高価なものではないけれど個人的にはとても大事な宝物で今も財布に入れて持ち歩いている。

僕はこのあと色々な国に行ってタイミングは違うけれど飛行機が落ちたり爆弾が爆発しているけれどこのお守りが守ってくれているとさえ思っている。

 

そして別れ際に運ちゃんと一緒に写真を撮って別れた。

 

その写真を探しているけれど見当たらない。。。見つかり次第また載せようと思う。

 

写真は見当たらないけれどそれでも運ちゃんの顔は今でも覚えているし、いつかまたどこかで会えると思っているし信じている。

 

タイで価値観ががらりと変わるアユタヤ旅行だった。

 

つづく

 

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