お買い物と夜のお誘い
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マッサージ屋からのつづきです
プロンポン駅直結の超高級ショッピングセンターエンポリアムへ
バンコクの一等地に巨大モール。。。六本木ヒルズを彷彿、いや霞んで見えました。
なんと上にはマンションがあり、なんと1ベッドルームは95,000バーツ!!
日本円だと30万円近い。。。六本木ヒルズでさえ家賃42万円からなのに。。。
ここまでくると日本は本当に豊かな国なのかわからなくなってきます。
そんなエンポリアムには女性の大好きなショッピングにはうってつけ。
ドアマンがいて噴水もあり、1階は見慣れたハイブランド店が立ち並び値札をちらっと見ると日本にあるものより遥かに高い!
中の中の家庭に生まれても下の下の人生を歩んできた僕でもタイでは富裕層なんじゃないかと考えていたけれど、そんなことはありませんでした
タイでは相続税がなく、さらに同身分内での関係性がズブズブだそうで富裕層の子はずっと富裕層、貧困層はずっと貧困層のような社会構造になっているようです。
なので、タイの富裕層は日本人が想像もつかないほど金持ちみたいです。
実際にエンポリアム内の高そうなお店で、ここからここまで全部ちょうだいみたいな買い物をしているおばちゃんがいました。
一方、僕はというとサンダル、短パン、Tシャツという場違いな恰好。値札をちらっと見て日本より高くてそそくさと売り場を去るレベル。。。
ひもじい
お腹が空いたのでバーガーキングに向かう途中も道にはところどころにちっちゃい子を連れた物乞いが・・・
目を背けたくなるような日本では見たことのない光景。格差社会が生んだものなのかなあと思いながら通りすぎようとするとOLさんが近くの屋台で買ったご飯を物乞いにあげていた。
格差はあれど持てるものが持たざるものに施しを与える寄付のような行為が当たり前のタイ人の倫理観。
今、日本では格差が広がっているけれど生活保護の不正受給が取り上げられたら、生活保護受給者はみんな悪みたいな考え方に走るような思考停止した世の中では弱者に手を差し伸べるなんてことはないんじゃないかなと考えさせられた。
そんなことを考えながらもバーガーキングでワッパーにかじりついていると隣の女の子二人組が話に盛り上がっていて一人の女の子が爆笑した際、手がジュースに当たって床にぶちまけられ自分の足とサンダルがファンタまみれになった。。。
以下
ジュースこぼした子 J(英語は少しだけ 人懐っこい たぶん中国系タイ人)
もう一人の女の子 A(英語ぺらぺら かわいい たぶんタイ人)
J「〜〜〜!!!」(タイ語だからわからなかったけどたぶん謝ってる)
K「ううっ・・・大丈夫、大丈夫。気にしないで…」
A「本当にごめんなさい。日本人ですか?」
K「そうだよ。そっちこそ大丈夫?」
A「ありがとう。ごめんね。東京?」
K「よく知ってるね!日本って有名なの?」
A「有名だよ!私たちは嵐が好きでネットでVS嵐いつも見てるんだ!私はニノ派。」
J「私はリーダーが好きなんだ〜」
J「本当にごめんなさい。何かお詫びをしたいんだけど。。」
K「大丈夫だよありがとう」(お詫びか・・・なんかエロい響き)
A「あ、そうだ!今夜、私たちハロウィンパーティーに行くんだけど良かったら一緒に行かない?」
J「ねえ、いいでしょ?お酒奢らせてよ!」
めっちゃ急なお誘い
人生何がおこるかわからないね。ついさっきまでひとりご飯寂しい帰りたい・・・とか思ってたのに急展開!
K「行くよ!」
二つ返事で夜の誘いにノり、夜に待ち合わせの約束をして一旦ホテルに帰った。