ジャーナリズムを感じた瞬間
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前回のねこ散歩はこちらから
王宮周辺の散歩を終え、一路サパーンタクシン駅まで船でチャオプラヤ川を下り急きょホテルに戻ることになりました。
これも全て鶴の一声によるものです。
誰かさん「やっぱりカオサンに泊まりたい!!」
ちなみに今日の本来の予定はこんな感じでした
①王宮あたりぶらぶら
②翌日のカンボジア行き国際バスのチケットを受け取る
③ホテル周辺でタイ最後の晩餐
④翌日早朝のバスのため少し早目に就寝
①以降が全て崩れ去りましたが、これぞ旅!
まーずは川を下っていきます。
ポンポンポンポンと小気味良い音を立てながら、ココくんのチョコワを浸した牛乳のような色をした川を船が下っていきます。
ちなみに僕はココくんではなくこの象を見て育ちました。クビになったようですが・・・
今回泊まっていたホテルはここです
バンコクに本社を置くホテルで日本支店は株式を上場している企業です。株価は右肩下がりですが・・・
アソークの一等地で安く泊まりたいなら何の文句もないホテルです。Wi-Fiも結構早かったです。
というわけでホテルで荷物を受け取ったらシーロム駅のサイアムパラゴンへ翌日のカンボジア行きの国際バスチケットを受け取りに行きます。
バスチケットの予約から受け取りまではこちら⇩にまとめました!
というわけでチケットを受け取りました!
ブラウンがお出迎え!
そんなこんなでチケットを受け取った後にRちゃんが買い忘れがある!といいアソークに戻りました・・・
振り回されながら買い物に付き合いアソークの交差点に出てくるとデモに賛同する人たちが集会をしていました。
大きな画面におそらくデモ隊が指示する政治家の演説している映像が流されていて皆さん、真剣な面持ちで見ています。
途中で出てきた映像にはタイ国軍とデモ隊が武力衝突している映像や、流血している人の映像、はたまたデモで犠牲になり倒れて動かない人まで・・・
ナレーターは真剣にその映像を解説していてこれがすぐ街のはずれ起こっていることとはとてもじゃないけれど思えず、僕は内戦のようなものの渦中にいるんだ・・・これがジャーナリズムなんだと思わされました。
バンコクは世界でもトップクラスの歓楽街です。世界中から旅行客が集まってきて昼夜を問わず楽しんでいます。そんな明るい面を持った街が一転してこんなに真面目に国のことを思っている面も見ることができて僕ももっとこの街のことを知ってみたいと思うことができました。
こういうのが発端でジャーナリストを目指す人もいるんだろうなあ・・・
そんなことを考えながら、またほんの上辺だけでも貴重な体験をできたことにラッキーだと感じながら現場を後にしました。
※次の日ここで爆弾が爆破されて幼い子供を含むタイ人が複数犠牲になり、日本人も1名怪我を負ったそうです。
ベタですが正義やモラルってなんだろうと考えさせらます。