旅行中に受ける東洋人差別とその理由を考えてみる
|こんにちは。Kです。
最近あちこち物騒で旅行に行く足が重くなってきていますね。特にアメリカの黒人と白人の対立が激しくなっていますね。
我々日本人を含めた東洋人はそういった人種差別にあんまり関係無いか?といわれると
思いっきり関係があります
そこで今回は旅行中に受ける(た)人種差別とそこから思ったことを書いていきます。
あなたの周りで海外旅行好きを謳っていてあちこち世界中のエリアを旅行した人で「人種差別なんて無いよ!ラブ&ピースだ!」と言っている人がいたらその人は「実は旅行に行っていない」もしくは「お金をばらまくハイパー裕福旅行をしている」かのどちらかでしょう。
それとも単に気づいていないのかも・・・
そもそも差別って?
そもそも差別とは何を指すんでしょうか。僕の小学校では担任の先生が自分に従順な生徒にはいつも良い役まわりを、うるさかったり勉強ができない生徒には損な役まわりを与えていて、「差別だ!」という声が上がると「区別です!」と返ってきて何をもって差別とするか尺度がとても難しい問題です。
というわけでwikipediaから引用します。wikiでは「差別」についてこう書かれています。
差別(さべつ)とは特定の集団や属性に属する個人に対して特別な扱いをする行為である。国際連合は、「差別には複数の形態が存在するが、その全ては何らかの除外行為や拒否行為である。」としている
今回はこの「特定の集団や属性の属する個人に対して除外行為や拒否行為」を差別としていきます。
受けた差別①
これはニュージーランドで受けた&見たお手本みたいな差別です。
ニュージーランド北島のある最大の都市・オークランドのカフェに、友人と買い物の休憩のため立ち寄りました。
とても暑い日差しの強い日だったので町にあったカフェで休憩しようと思い注文のため列に並んでいました。
そして次はようやく僕と友人の番!と思った矢先に店員(黒人)が僕の次の人(地元の人ぽい)を先に呼びぬかされました。
それに対して友人が「おい!なんでおれらを呼ばねえんだ!」と文句を言ったら
「へへっわりいわりい。イエロー(黄色人種のこと)は小っちゃくて見えなかった」と言われました。
F*** YOU Ni***!!
↑↑これはよくない言葉です
そう叫びたいのを我慢して僕と友人はそのカフェを後にしました。
お店で自分が先に並んでいたのに白人や現地人優先にされて外国人や有色人種が後回しにされるというパターンはよくあります。
受けた差別②
これはフィリピンで受けた差別です。え?フィリピンで差別??って思うかもしれません。
しかし東洋人は世界中で差別の対象とされています。
マニラ滞在中、僕はイントラムロスというスペイン人に建てられた最古の地域を観光していました。周辺にホテルは無く、流しのタクシーでの移動が怖かった(治安的に)ので電車で栄えている地域まで行こうと思い、観光地から一本道に入り住宅地みたいなところに迷い込みました。
道を歩いてると中学生くらいのクソガキ共に「チンチョンチャン!」とニヤニヤしながら叫ばれました。
この「チンチョンチャン」は旅人が言われたことのある差別用語ランキングではトップを狙えるレベルです。
これに対し、「教育のなってないアホ共が!お前らみたいな貧乏人は貧しいままこのボロボロの家か刑務所で一生を終えろ!」と叫びたい気分でしたが、ここは完全にアウェイ。何かされても怖いので足早に立ち去りました。
『差別用語を浴びせられる』これもよくあります。相手はこの言葉に悪意は無く、ただのふざけ半分やギャグみたいにスキンシップとして言っているかもしれませんが、こちらとしては当然気持ちのいいものではありません。
それではなぜこんなに東洋人が差別にあうのでしょうか。考えてみました。