サンピエトロ大聖堂にビビる



 

前回の話はこちらから

 

サンピエトロ広場で撮影を終えいざサンピエトロ大聖堂の中に入ります。

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高い天井・キラキラした装飾

 

一歩足を踏み入れた瞬間にその空気圧倒されます。映画のセットの中にいるようにさえ思います。

 

これがカトリックの総本山・・・

 

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彫刻が並びます

 

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右も

 

 

彫刻は歴代の教皇でしょうか。今もなおここでは尊敬の対象となっています。

 

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見上げると一筋の光

 

いつも思うのですがカトリックの教会の音・照明・施設の使い方はよくできているなあと思います。

感じたのは4点

 ①薄暗くしてステンドグラスや窓から差す光を強調する

②窓の位置を高くすることで光を見上げることになり、神のいる天からの光と錯覚させる

③音が響き渡る構造なので反響した音が非日常感を演出する

 

④像や絵画などに信仰の対象を置くことで信仰の対象をイメージさせる

 

信者じゃなくとも教会に足を踏み入れるとここはすごいところだと思わされます。

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昔の教皇がここに眠ってる

 

サンピエトロ大聖堂の地下には教皇墓があるらしく歴代のいろいろな教皇が今も眠っています。聖パウロのお墓もここにあります。

 

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イエスを抱くマリアの像は大人気(ミケランジェロ作)

 

やはりイエスを抱くマリアの像は大人気です。バチカン博物館にもあるミケランジェロ作のサンピエトロのピエタです。

 

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ごった返してる

 

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ここも窓がかなり高くに飾られています

 

これは祭壇画と呼ばれるもので実は複製らしいです。

 

複製と贋作って何が違うんだろう・・・

 

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ここから先は神聖なエリアだから入れない

 

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四天王ぽい

 

ここも窓がたか~くなっていますね。差し込む光が錯覚させられます。

 

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ほとばしるラスボス感

 

こんな彫刻も中にあるので是非入ってじっくり見てみてください。1日いても見切れなさそうです。

 

ぐるーっと周って出てきました。

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警護するスイス兵

 

彼らはスイス軍から派遣されてきているバチカンの防衛兵です。制服がオシャレですね。

 

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日が暮れると少し不気味

 

神聖なサンピエトロ大聖堂から出てくるともう日が沈みきる少し前でした。ぼーっとO君と広場を眺めていると隣にいた日本人のカップル(年は20代前半)がケンカしてました。

 

男「なんで怒ってんだよ!」

女「別に。怒ってない!」(明らかに怒ってる)

男「お前が行きたいって言ったから来たんだろ!」

女「」

男「おれはお前が行きたいって言ったところを調べて連れて行ってるのになんで機嫌悪いんだよ!意味わかんねーよ」

女「」

男「何が不満なのか言ってくれよ!」

女「言わない!」

 

わざわざカトリックの総本山の玄関でケンカしなくても・・・

東大寺の門の下で外国人カップルがケンカしてたらと考えると場違い感が伝わりますかね

 

それを見て男二人でむなしく来た僕らは「ああ、恋人と来るとこんなこともあるのか~よかったー友達で。」と思いましたが、どうせ後で仲直りして同じベッドで寝るんだろうなって考えたら悔しくて涙が止まりませんでした。

 

 

つづく





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