はじめて海外ひとり旅友達ができた
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ついにこの旅も終盤を迎え最後の滞在国、タイに向かいます。
前回の話はこちらからどうぞ。
この旅で乗るAirAsiaもこれが最後です。
もうパツパツのAirAsiaのCAのおみ足を拝むことができないなんて・・・と残念がっているも快晴の中機内に乗り込みます。
CAさんたちがお出迎えしてくれHello,コップンカーなどいろんな言語で挨拶してくれます。
・・・しかし!気付いてしまいました。
女性CAも男性CAも皆モデルのような外見を持ち整形しているような顔立ちの人たちも少なくありません。
このことから推察するにAirAsiaでは顔とスタイル重視の採用が行われているように感じます。
日本の就活事情でも顔採用は有名ですね。メディアが覆面就活生を使って同条件にて採用活動を行った際、モデルの人達は内定がもらえふつうの人はもらえないという実験をしていましたね。
就活のために整形する人もいるのかなあと思わされます。
ましてや航空会社の看板ともいえるCAなのでルックス重視の採用はうなづけるような気もします。
話がそれました。いち早く乗り込んで充満するミストとChris Brown のTurn Up Musicが機内に鳴り響いていてなんかクラブぽい感じだなあ~と思って窓の外を眺めていると
隣に日本人ぽい同い年くらいの人が乗り込んできました。
・・・話しかけようかなあ・・・どうしようかなあ・・・
見た感じ一人旅してそうだけど、海外にひとりで旅行してシンガポールから乗ってくるなんてたぶん頭がオカシイ人だろうなぁ・・・怖いなあ・・・
自分も同種の人だとは気付かないままうじうじ悩んでいました
20分くらい経過すると
バックパッカー(以降T君)「日本人ですか?」
K「あ、はい!そうです!」
T君「シンガポールからタイ行きの飛行機に乗り合わせるなんて奇遇っすね~」
~たわいもない会話が続く~
くう~!なんって眩しいんだ彼は!
見ず知らずの人に話しかけられないなんてうじうじ悩んでいたちょっと前の自分をぶん殴ってやりたい!
ふつうのいい人じゃないか!
疑ってごめんよT君・・・
話してみるとどうやら同い年で大学生だった。お互いモラトリアムを楽しむ旅を送っていました。
T君はがちがちのバックパッカーでミャンマーやラオスを2週間くらい周ってからシンガポールを経由してタイを訪れるつもりで初訪タイらしい。
てことはタイ3回目の僕は先輩ということになるね!!敬語を使いたまえ!←
折角のご縁なのでもしよかったらドンムアン空港からバンコクまで一緒に行かない?
という話になり・・・
ついに僕にも海外ひとり旅友達ができました
両替するT君
T君「あれ?両替しなくていいの?」
K「う・・・うん。。お金あんまりなくて・・・あと2日だから1000バーツくらいで乗り切ろうと思って・・・」
T君「そっか~1000バーツがいくらくらいなのかわかんないけど余裕でしょ!きっと!」
ううっ眩しいよ・・・
1000バーツなんてちょーっと買い物したらなくなっちゃうよ~orz
無事にドンムアン空港に着いたので、
K「クーポンタクシーはあっちだよ!それとも鉄道で行く?おれ前は鉄道でここまで来たんだ!」ドヤァ
T君「え、バスで行けるって聞いてたからバスで行こうよ。安いし」
K「う、うん・・・」
くっそあちい中、今にも出そうなバスへ走ってなんとか乗り込むことができた。
なんと運賃たったの21バーツ
今までの自分の無駄遣いを反省します。
道中も話が止まらず、延々とお互い行ってきた国の話に花を咲かせる。
なんって旅って楽しいんだ!!
そう思っていたけれど時間がたつのは早いものでBTSのチットロームに到着。
T君はバックパッカーの集まるカオサン通りをめざすのでここでバスを乗換え、僕はスクンビット通りに宿を予約してあるのでここでお別れ。
記念写真を最後にパシャリ。
T君は今もFaceBookでつながっているけれどお互いまたどこかでバッタリ会えたらいいなぁ・・・
ひとり寂しく、宿に向かいます。心細い・・・ついていけばよかったなあ・・・