晴れの日の散策 ベトナム軍事博物館編

今回はベトナム軍事博物館とベトナムの戦争について書いていきます。

 

前回のタンロン遺跡はこちらから

 

ページの最初の画像は有名なピューリッツァー賞を取った『安全への逃避』です。これは日本人戦場カメラマンの沢田教一さんが撮った写真です。

 

僕が尊敬するカメラマンの一人です。

 

さて、タンロン遺跡を後にした僕たちはベトナム軍事博物館に向かいました。

 

ベトナム軍事博物館はタンロン遺跡から200m、しかし暑すぎてタクシーを使ってしまいました。

 


ベトナム軍事歴史博物館は名前の通りベトナムの戦争の歴史の資料が展示されています。

入場料は4万ドン(200円)くらい

 

やっぱりベトナム戦争についての品が多いです。

 

入り口横にはいきなり戦車が置いてあります。本物ぽいです。

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建物はこんな感じで西洋の政治建造物みたいです。

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こんなものが向かってくるなんて考えただけで恐ろしい・・・

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飛行機を撃ち落とす高射砲

 

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爆撃機?

 

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ホーチミンが神のように祀られてます

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刀です。ベトナムの刀も日本刀のように反りがあるみたいです

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昔の大砲のミニチュアです。この時代は西洋伝来のものがメインだったようですね

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古い刀

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国旗掲揚塔。昔は監視塔として使われていたみたいです。

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はためく旗。かっこいい

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これも有名な撃墜されたB52の残骸です

 

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違うタイプの戦車

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兵士や物資を運ぶジープ

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ミサイル

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踊る(?)兵士の像

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砲弾。こんなものが降ってくるなんて恐ろしい。

 

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軍服

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ライフル

 

 

 

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なんか共産主義っぽいですね

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軍人なのか軍の学生なのかわかりませんが、社会科見学みたいなのをしていました。教官のような人が説明をしていて時々「おぉ〜!!」と声が挙がっていました

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最後に車

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中学校や高校の歴史の授業では近代史はほとんどと言っていいほど教えられないため、ベトナム戦争というものが起こったのは冷戦の影響だということと枯れ葉剤と地雷という反人道的な兵器が使われたというくらいしか知りませんでした。

 

今回はベトナムに行くということでベトナム戦争について少し学んでみました。ソ連、中国などが支援した北ベトナムとアメリカや韓国などが支援した南ベトナムとの戦争で、アメリカ軍視点の映画は『フルメタルジャケット』や『プラトーン』など有名なものも多く作られているけれど北ベトナム側の視点のものは見つけられずアメリカ視点の知識を持った状態で行きました。

 

しかし、今回ハノイで博物館の資料などをいろいろ見てアメリカという国はプロパガンダがうまいんだなあとつくづく思いました。

 

今、『イスラムは悪であり、繰り広げられている蛮行は正さねばならない』と主張して対立している欧米諸国を見ると昔は『共産主義は悪、正さねばならない』と掲げて、正義のために立ち上がろうと世論を煽ったんだろうなあということが容易に想像できますね。

 

今回の旅で一つのニュースで全ての情報を鵜呑みにするようなことはせずに複数のニュースを見て様々な視点からの見解を学ぶことの大事さを学びました。

 

なんか感想文みたいになっちゃいましたね笑

 

この時考えたことが基となって実際に自分で見て判断するようになったような気がします。

 

一通り博物館を見た後、敷地内にあるカフェでお茶をしている時にO君に感想を聞いたところ

 

O君「う〜ん、なんか中は寒くて外は暑いね。ちょうどいいところないのかな?」

 

もう聞くのはやめることにしました。

 

つづきます

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