夜の散歩と怒り狂う便所のBBA
|またまた前回のつづきです
ご飯を食べ終え下のスーパーで晩酌用のビールを購入
このタイガービールはシンガポールとオランダの会社の合弁会社が作っているらしくライトでとても飲みやすい。
結構高い建物も街中では見ることができる
基本的な街並みはこんな感じ。どうやって建てたんだってくらい建物がぎゅうぎゅう詰め
とりあえずO君とお腹いっぱいで眠いからホテルで一休みしようということになりホテルに向かう。
K「あ~タクシーが安いっていいなあ」
O君「貧乏丸出しだな」
うるせえ台風男この野郎!と思ったけど現に貧乏だからしょうがない
ホテルまで数キロの道を走ってもわずか数百円。それをふたりで割る。安すぎる・・・
ホテルで1時間くらい寝て起きるとあたりはだいぶ暗くなっていた。
向かいのホテルがよかったなあ・・・と二人でぼやきながらあたりを散歩してみることに。
もちろん迷った時のためにフロントでホテルの名刺をGET
↑何気に大事なこと。どんだけ迷おうが言葉が通じなかろうがお金さえ持ってれば名刺のところまで行ってくれとジェスチャーでもなんでもすればホテルには帰れます!おすすめ!
フランス統治の影響なのか戦争の影響なのかわかりませんがハノイ中心地は区画整備がとても綺麗にされているためブロックが数えやすいです。
数ブロック先にベトナムの南北を結ぶ統一鉄道ハノイの駅があるとのことなので行ってみる。
対岸に捉えて想像していたより大きくて驚いていたが、横断歩道も信号もなくどうやって向こう側に渡ればいいかわからない。
見ていると横にベトナム人家族が同じようにして渡ろうとしていた。
ベトナムママ「~~~~~!!」←ほらっ今よ!的な感じ
子供たち「きゃーきゃー」
さっさっさ~っと車やバイクの間を縫うようにして渡って行ってしまった。
固まるO君と僕。
このタイミングを見て轢かれる恐怖を堪えながら渡るということは僕ら東京育ちのシティーボーイにはたいそう荷が重い。
大縄跳びで行こうと思ってもタイミングがつかめないあの感じにとても似ている。
しばらくこんな感じで待機しているとおっさんが横にやってきた。
よし、あいつを盾にしよう!
アイコンタクトでそう悟って不審者のようにおっさんについていくと何とか渡りきることができた!
たったこれだけで疲れ果てた僕らは駅構内に行けばなんか飯屋でもあるだろと思い駅構内に逃げ込んだ。
チケットカウンターとベンチ、便所くらいしかない駅構内(売店はもう閉店している)
チケットのもぎりぽいお姉さま達
首都でもこんな感じ
電車(たぶん寝台列車)
かわいすぎる猫
トイレの前に机があって猫が店番みたいなのをしていたけれど誰もいなかったので便所に入ると
BBA「~~~~!!!!!!!!~~~~!!!」←金切り声をあげながら追いかけてくる
うわあああああああああああなんだああああ
本能的に逃げる僕ら。男子便所まで逃げれば女子は入ってこれない。そこにはバリヤーが存在するからだ。
しかし、ここはベトナム。小学生的なルールは通用しない。
BBA「~~~~~!~~~~2000ドン!!!!」
どうやらトイレを使うのにお金が必要らしい。あちこち旅して知ったけれどトイレが有料なのは結構一般的なようです。知りませんでした・・・
BBA改め仕事熱心なおば様に謝罪してお金を払う。
折角お金払ったんだからうんこした方が得だよね
っと思いついたけれど出なかった。というかそれ以前にBBAに追いかけられたせいでおしっこちょっと漏れた。
そのあと漏らしてないふりをするために手を洗った後、手をズボンで拭いたり雨が降っている中傘を差さずに歩いてO君の目を誤魔化す努力に全神経をそそいだのは言うまでもない。