レストランに持込みするおっさんと食事をガン見してくるウエイトレス

前回のつづきです。

 

ホアロー収容所で身も心もチン〇も縮み上がってボロボロにやられた僕らは気を取り直してビンコムセンターというハノイのランドマーク的なショッピングモールにタクシーで向かった

 

 

タクシーは初乗り50円くらい。結構行っても2~300円くらい。二人で割れば一人100円!安い!

 

ビンコムセンターに入るもその圧倒的な綺麗さにビビる二人。

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※この二人は僕たちではありません。勝手に撮りました笑

 

ギロチン見たけどとにかくご飯が食べたい!

そう思った僕らはとにかく一番上のフロアを目指す。ショッピングセンターの飲食店といえば上の階とういうのが世界共通な気がしたからだ。

 

上の階に到着すると何やら回転すしのような店が!

 

意気揚々と入ろうとするも入店拒否・・・

 

外国人お断りなのかなと思っていたら営業時間外

 

夜19時から営業て・・・

 

遅すぎだろ!!!

 

 

向かいによさそうなベトナム料理レストランを発見したので入店。テーブルに着く。

 

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真っ先に目に入るNewZealandのアイスクリーム、ホーキーポーキー。

 

そして隣の席には屋台で勝った食べ物と酒をレストラン内で食べるおっさん

 

なんだここは・・・ツッコみどころが満載すぎる。

 

店員も見て見ぬふり。むしろ話している。頭が軽いパニックを起こしながらも料理を注文する。

 

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運ばれてくる調味料。

説明しよう!左からケチャップ・魚醤・チンスだ!

 

チンスが何かって?

 

そんな恥ずかしいこと言わせないでください

 

茶番を繰り広げながら料理が来る

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チキンライスと書いてあったから頼んだらこれだ。メニューには何も偽りがない。でも思い描いていたのはもっとこう違うやつだ。

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O君は何かよくわかんないけどおいしくなさそうなものを食べていた

 

この2枚の写真を見て気付いた方は東南アジア通なのかもしれない。この米たちはタイ米なんですがタイ米って日本のお米と違って水気が無くてパサパサ・ぽろぽろなんですね。その個性が爆発して団結力のない米たちをドーム型にとどめるにはある技術が必要なんです。

 

握りしめることだ

 

一見小さいどんぶり一杯分に見えるこの米たちは実際にスプーンをいれるともち米並みに潰されていてすた丼も真っ青なくらいコメの密度が高い。吉野家特盛2杯分くらいあるであろうその米たちは握力測定に米を使ったんじゃないかというくらい握りしめられている。

 

O君とその米を見て唖然としているとなにやら視線が・・・

 

ウエイトレスがテーブルの2mくらいのところから僕たちのごはんをじーーーーっと見ている。

 

ガン見

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しかし、ここは美人大国ベトナム。ウエイトレスだけど日本のモデルに匹敵するくらいのかわいさ。

 

外国の美人にガン見されることなんて初めての経験だった僕らは恥ずかしさと米のパンチの重さから何かに目覚めそうになった。

 

ガン見にも耐えつつ無事に、なんとか食べきった僕らはお会計をして何度もウエイトレスのことを振り返りながらレストランを出た。

 

出際にO君がポツリ

 

O「あの子ミスハノイだな。なんか見られることに目覚めた気がする」

 

ウエイトレスの位置上常にガン見されていたO君はもう心ここにあらずで心底気味が悪いと思った僕は適当な相槌を打って聞き流してまたホテルに向かうためのタクシーに乗り込んだ。

 

※補足

持ち込んでいたおっさんはBYOという制度を使っていたみたい。調べてみると自分の飲みたい飲み物を持ち込むことのできる制度だそうだ。おっさんは酒も食べ物も持ち込んでいたけど・・・

ミスハノイ(勝手に決めた)のウエイトレスが僕たちのテーブルから離れずガン見していたのはチップのためだったようです。テーブル毎に専属で着くようで他のウエイトレスたちに横取りされることを防ぐために常に横についていたことと愛想よくすることだそうだ。

 

つづく

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